華氏451度

History is his story.

【最終6位】紫冠バシャラージ

【結果】最終6位

【使用TN】ライラック

 

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レンタル:0000‐0007‐FT8J-N7

 

【構築の構造】

軸:初手襷バドレックス黒+裏のラグラージによる盤面整地→ダイマバコウバシャーモ

 

メタ枠

:スカーフウオノラゴン(対カイオーガ

 

サブエース、かつ補完

:珠ミミッキュミミッキュ(vsゼルネ こくば メタモン入りに対し優先的に選出する)

最速cs嘴サンダーサンダー電(vsイベル オーガランド ゴリラ入りに優先的に選出する)

 

コンセプト:基本選出で初手ダイマに対応する。初手に置くポケモンをほぼ固定することで再現性の高い試合運びをする。

 

以下

①構築経緯

②個体詳細

③選出

④総括

の順で述べます。

 

①【構築経緯】


mokemokepoke.hatenadiary.jp

序盤にこのレンタルを使用し、ラグザシラグラージザシアン+加速できるエースが再現性、パワー共に優れていることを確信したため、軸にすることを決めた。

 

しかしながらラグザシを使う上で、以下の点で不便を感じた。


ラグラージはメタの容易さから初手に出しづらく、多くは二手目に出す必要がある。

 

・この際に、相手の初手の火力のあるアタッカーに対して、ラグが技を二発耐えないことから引くことが出来ないシーンが多かった。
こちらはハナから何かを一匹失うことになり、こちらのダイマックスをいなされ負ける展開になりやすい。

 

そこで、この記事↓

sakku-poke.hatenablog.com

を参考にし、殴れ、圧力の高い壁役からラグを展開することを考えた。


当初はここに襷ドラパルトドラパルトを採用していたが、そうなると以下の問題が生じる。


①ドラパルト+ラグ+ザシアンの選出では、ダイマックスを強く切る事が出来ない。また、加速要素がないので、相手のスカーフに縛られてしまいがちである。


②ドラパルト+ラグ+バシャーモで投げると、禁止伝説を選出できず、パワー負けすることがある。


③相手の最速ザシアンがかなり重い。


④ザシ、バシャともに物理であるため、物理受けを丁寧に扱われると削りきることが出来ない。

 

取り巻きで解決するには課題が多すぎる。

 


なのでここで、一度並びの中身から離れ、ラグザシの強い要素を言語により抽出して考えることにした。

 

 

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↓要素化

 

素で速く火力のある禁止伝説+ラグラグラージ+加速できるダイマックスエースが強い。
→何故?


・禁止伝説に繰り出される受けポケモンは、火力が低い。よって、後出しのラグラージラグラージラグラージで安全に起点にすることが出来るから。


・また、禁止伝説の火力の圧によって相手にダイマックスを強要させることで、ラグラグラージラグラージラグラージの欠伸により一方的にダイマックスを切ることが出来るから。

 

・眠りターンは限られているが、剣の舞も積みたい。

ダイジェットを強いられないバシャーモバシャーモは事実上ダイナックルとダイジェットを同一ターンに展開できていて、展開が早く打ち負けにくい。

 

ここまでを言語化した時に、ザシアンを襷鬼火光の壁黒バドレックスバドレックス黒に変更すれば①〜④の問題を解決出来ることに思い至った。


バドレックス黒ラグラージバシャーモで選出。バシャでダイマックスを強く使える。


②襷バドは腐りにくい。ザシアンよりもsが高く、石化が無効なので体力1でも仕事がある。


③最速ザシアンを上からビット×2で処理できる。


④高火力特殊ポケモンなので、バシャーモと役割を補完しながら殴ることが出来る。

 

ここまでの思考で、軸を
襷鬼火光の壁こくばバドレックス黒

HDラグラージラグラージ

バコウ剣舞バシャバシャーモ

とすることに決定した。

 

・当然、ザシアンでなくなった事で生じた弊害を解決する必要がある。

真っ先に挙げられるのはイベルタルイベルタルだった。
イベルを採用した多くの構築はイベル+受け2枚のような構築であることを考えた。具体的にはラキドヒドラッキードヒドイデを指す。

これはバシャーモの剣の舞をラッキー対面で成立させれば勝てることを意味しているので、ドヒド、イベルを最低限流せ、ラッキー瀕死時に上からイベドヒドをスイープできる最速cs怪電波サンダーサンダー電を採用。

重ためのゴリラゴリランダー、ランドランドロス霊絡みにも強く、汎用性にも期待できる。

 

次点で問題となるカイオーガ
これはスカーフ頑丈顎ウオノラゴンを採用することで解答とした。
もちろん、このポケモン単体ではカイオーガダイマックスなどによって誤魔化されてしまうが、バドレックス黒の光の壁と合わせることで行動を回数を増やし、相手のHPリソースを先に削りきることができる。

一般的なラグザシにはゴリランダーを採用するケースが多いが、今回は相手のじめんタイプが過剰に重かったこともあり、それらへのより効果的な牽制としてウオノラゴンを選択した。

 

 

ここまでで、バドレックス黒ミラーやゼルネアスがどうしようもなく厳しい。
しかし、この二軸をメタろうとすると、本格的に"メタ"の枠になってしまい、構築自体のパワーが落ちると考えた。
バシャーモは万能ではなく、投げられない構築は少なくない。

 

であれば、対処の解像度を下げて汎用的に強いコマで対処をする方が総合的に勝率を伸ばせると考え、崩しの不安も補える珠ミミッキュミミッキュを採用した。

事実、この思考は成功し、副産物としてカイオーガ入りに負けることはほぼなかった。

 

以上により6体の並びが完成した。

 

 

こくば@襷 CS 鬼火光の壁

ラグ@残飯 HD まもる

バシャ@バコウ AS 剣舞雷パンチ

 

サンダー@嘴 CS 臆病 10万暴風怪電波羽

ノラゴン@スカーフ 顎 AS

ミミッキュ@珠 意地AS 剣舞ゴダ

 

 

②個体詳細

バドレックス黒こくば@襷

臆病CS252 B4

アストラルビット/光の壁/鬼火/リーフストーム

基本初手。アスラビ二発で倒せるならそのまま殴り、受けに引かれるなら見てからラグに引く。

ダイマ懸念があるならその相手に併せて鬼火・壁を打ち、ラグに引いて流す。

体力が1でもあればスイーパーに転じることもできるので、状況や相手の構築によっては積極的に生存を狙う。

鬼火はあくびとのシナジーは悪いが、悪ラオス意識や、永続であることの強みがある。あまり不便ではなかった。

緊張感なので、ラムを食わせずにやけどさせることができる。

 

 

ラグラージラグラージ@食べ残し

生意気 H252-B172-D84 激流
156顎エラがみ耐え

ステロ あくび 守る クイックターン

 

オーガ入りに対してはラグは選出しないため、Dは最低限。従来のHDよりもBを厚くして、汎用性を高めた。

バドで盤面を作ってもらってから盤面を整える、パサーの役。


こちらが先行ダイマックスした時に、相手のダイマックスをいなして切り返すための枠にもなる。

また、特性の激流が非情に強力で、相手のダイマ技で激流に→あくび→ダイマックス技を守る→クイタン連打

と動くことで、ダイマックスの切れた相手に非常に大きなダメージを入れて交換することが出来る。削れたダイマックスポケモンをラグのあくびクイタンで倒して勝ち、という試合も稀ではなかった。

 

バシャーモバシャーモ@バコウ
意地っ張り H28A252S228

フレドラ、インファ、かみなりパンチ、剣舞

 

出す相手を選べば最強。勝手に速くなるので、撃ち合いで負けることは極めて稀。
ラグと組むことで剣の舞が無理なく積めるシーンがそこそこあり、圧倒的な破壊力を見せつけてくれた。

無論出せない相手も少なくないため、見極めが重要だと考える。

 

ミミッキュミミ@珠

意地AS252H4 ゴダ じゃれ 剣舞 かげうち


化けの皮があってなんやかんやできる(本質)

皮盾にダイマ枯らして剣舞ホロウの動きはシンプルにとても強かった。ステロ入ったドヒドとか死んで気持ちよかった。
本来の役割はこくばゼルネだったが、グラードンカイオーガ初め、しまいにはゼクロムキュレム、ムゲンダイナまでにも選出し大活躍を披露した。(りゅうのまいはされるシーンにならないので特性貫通もそこまで痛くない)

 

試合前から動きを想定したこの構築において、役割や動きが曖昧で勝ち方の解像度が低いこのポケモンは、構築に足りない要素をよく補完してくれていたと思う。

 

 

ウオノラゴンノラゴン@スカーフ

意地AS252B4

エラがみ ドラゴンダイブ 守る 怒りの前歯

 

光の壁と合わせることでオーガへのメタが成立する。怒りの前歯はナットレイやレヒレを「こいつで」削らなければならないときに重宝した。

具体的には、ランドレヒレやランドナットといった並びに対してウオノラゴンを選出したい場合。

相手はランドで威嚇を入れながらナットに引きやどりぎを打っているだけでこちらの構築を半壊させることができる。しかしランドノラゴン対面で前歯を撃ち、受け出し後にもう一度撃つことによりナットレイを大きく疲弊させ、その後のエラがみ連打を受からなくすることができる。

 

そこそこ余談だが、アタックの威力が100であるためカウンターエースバーンに対して安定した処理ができる点も評価できた。

 

サンダー電サンダー@嘴

臆病CS252B4

10万 暴風 羽 怪電波

 

珠でない10万ボルトの採用は珍しく、こだわり読みをされることも少なからずあり、嘴ダイジェットがよく刺さった。構築の痒いところに手が届く存在だった。

唐突なダイマで一匹倒し、裏に怪電波を刺してTODといった勝ち筋も選択できる。

ゴリラ対策。

 

③選出

基本:こくば+ラグ+バシャ 8割これ VSザシネクロなど

 

VS オーガ:こくば→ノラゴン→ミミッキュ

VS イベル:ラグ→サンダー+バシャ

VS こくばミラー:こくば+ミミッキュ@1

VS ゼルネ:ミミッキュ@2

 

④総括

s24お疲れさまでした!人生初の最終日一位や、一位から潜るといった経験をすることができて、プレイヤーとして一歩成長できたシーズンだったと考えています。

 

前期の記事でも述べた通り、実際に試合中の展開を想像し、具体的状況の中で勝利することのできる構築こそが強いのだと感じました。

また、翻って、それができない相手にはあえて解像度を落として対策をすることもひとつ手段であると。

このゲーム、考えれば考えるほど新しいものの見方が出てきて面白い。

 

 

こくばは本来「引き先に対して殴る以外の行動がとれる」のが強みなので、補助技を活かした構成はもっと開拓の余地があると考えています。

 

少なくとも、バトン、アンコールかなしばり、ヤドリギ両壁鬼火挑発は十二分に実用的なライン。

択が生まれているのは「釣りでしか対処を行えない構築の欠陥」なので、Twitterにあふれる謎のネガキャンに負けずに考察が広がるといいなと願ってます。

 

 

 

今回は、初めて保存をせず、時間の許す限り最後まで潜り続けたのですが、やはり充足感というものが違いました。

また近いうちに1位目指して潜りたいです!

 

…と、今回の使用TNであるライラックですが、見た目も花言葉もとても素敵な花です。よかったら調べてみてね。

 

 

スぺサン

・絶対に保存するな!最後まで頑張れとはっぱをかけてくれた志摩さん

・一緒に構築を考えてくれた十六茶

・勝つには理由がある、それを分析しろとアドバイスをくれたゼオンさん

ラグラージくれたシグマ バシャーモくれたルーシィ ミミくれたリア友

 

葉桜杯という大会で、月に一度解説をさせてもらってます!

誰でも参加できる仲間大会の予選から、上位8名が決勝トナメに出場して鎬を削ります。

予選は毎週金曜日の夜21:00から開催されているので、よければご参加ください🍭

 

代表者ツイッター

@LK1oS

 

↓僕のツイッター

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