【結果】
TN エストレヤ
最終レート2109 最終順位 31位
【経緯】
①数的有利を取ってからラキバレルで受け回すのが強い。
身代わりラッキーのTOD性能の高さに着目。
②ラキバレルを活かす上では初手ダイマが強い。警戒されない型が望ましい。
③詰め筋の分散のために、初手ダイマ以外の勝ち筋として、対面操作しつつ初手に投げられるポケモンが欲しい。
②に弱保リザと珠ホルードを採用。珠ホルードは裏からのダイマがメイン。
③に眼鏡頑丈レアコイルを採用。
余った枠に、バレル/ラッキーのいずれかの通りが悪く両選出が必要でない場合に選出可能なボケモンで、尚且つ③の要素を満たせるポケモンを探した。
襷カウンター悪ラオスが該当した。
バレルラッキーのいずれかの通りが悪いのは相手に高火力の物理atkがいる場合であり、ラオスであればこれをカウンター不意打ちで縛ることが出来るためである。
【並び】
【個体紹介】
レアコのボルチェンから有利対面を取ってダイマする枠。
リザへの引き先がいない構築は初手パッチ投げが多かったので、出し負けをカバーできるなら初手でダイマックスを切ることもあった。
バーンやジェットが読まれづらく、バレルやアマガ、ナット入りにイージーウィンを量産した。
意地の理由は初手のピクシー対面で突っ張るため。
意地だと特化でも56.3%の乱数で倒せるため居座りアタックの理由になるが、陽気だとピクシー入りに尻込みする形になってしまう。
その他、陽気と意地で乱数か確定かが変わることが多く、パッチラゴンに上を取られる/ダイマホルードミラーで上を取られるデメリットを受け入れてでも意地にする必要があると考えた。
弱保。最速ホルード抜きのsと耐久振り。
ダルマの五里霧中雪崩を耐える。
ロトムはスカーフが非常に多く、ボルチェンを打って逃げてくれるため、弱保ジェットや獄炎で引き先に受けを許容しない点が優秀。
相手の想定を崩す硬さで数多くの勝利に貢献した。
ウォール媒体にもなる鬼火が強い。
一体を倒し、後続の物理に鬼火を当ててからのラッキーの身代わり+小さくなる展開は非常にいやらしく、強力な勝ち筋足り得た。
ラッキー
TODを仕掛ける役。
数的有利を取った後では電磁波もステロも不要であり、むしろ身代わりが求められた。
身代わりは一撃技持ちにも有効であり、キュウコン等に対して、一度目の零度を避けて下から身代わりが成立すれば突破できるようになる。
ドヒドやヌオー対面で身代わりを打って降参させる。
小さくなるを採用すると相手が速い段階でダイマを切ってくれるので楽だった。後述のバレルと合わせて一方的に有利な確率を押し付けることも出来る。
身代わり+小さくなるを見せてTODの構えを見せると、実際は成り立っていなくても降参を選ぶプレイヤーは多い。
相手の精神を削り、選択を誤らせることの出来る非常に優秀なポケモン。
ウーラに強いコマであるはずが、水はダイマが増え、悪は鉢巻が増えたので諸説だった枠。恐らくはモジャンボが正解。
とは言え、眠らせてからラッキーの身代わり+小さくなるを展開してTODに持ち込んで一方的に有利な確率を押し付ける動きはこのポケモンにしかできないものだった。
ホルードやラッキーでインファを誘発してから投げることが多かったため、cを-1時にギガドレで確1/確2が取れるような調整。
ボルチェンしてホルードを出すことでイニシアチブを握りにいく。
初手に投げて対面操作から数的有利を取ってTODしたり、裏からストッパーとして投げたりと獅子奮迅の大活躍をした。
ピクシーに後投げして役割を遂行してもらうためにムンフォ+放射確定耐えまでSを伸ばしてある。
抜きたいポケモンも特に居なかったのでこの調整は正解であったように思う。
レアコイル(別型)
バレル・バタフリーを始めとする催眠展開に強い。
擬似的な積み技となる(10万×2とEFライボルはほぼ同じ威力)ことで相手のヒールを許容しない点も強力。
悪ラオス@襷
ラッキー、或いはバレルのどちらかの刺さりが悪い時に最後の一体となるポケモン。
カウンター+不意打ちによる高い対面性能を活かして、裏からダイマを通したい時の初手に投げることも少なくない。
【選出】
①リザorホルード+ラッキー+バレル
基本選出。
獄炎のスリップを与えながらサイクルをしてTODに持ち込む。出来るだけ数的不利を取らないことに注意していた。
ホルードが対面したくないキュウコンやロンゲ、アシレ、マリルリ等に強い負荷を与えて交換を強制しつつ対面操作をできる点が優秀。
珠ホルードが受からずに3タテする試合も多い。
対面選出。
相手に高火力の物理atkが多く見られた場合に、相手のダイマを"受ける"とは考えず、ラオスのカウンター不意打ちで対面突破することを意識して立ち回る選出。
【総括】
S10お疲れ様でした!