華氏451度

History is his story.

杜のヨウカン 優勝構築

杜のヨウカンオフに参加してきました!

 

運にも助けられ、優勝することが出来ました。とても嬉しいです。

今回は、その振り返りと使った構築に関して記したいと思います。

 

 

杜のヨウカンオフは仙台で行われる48人規模のオフの大会です。

身内を始め、一度お会いしてみたかったたかきおすさんなども参加されることから、参加を決めました。

 

構築は自身のs9のものを使いました。

S9は、1日の朝に3位・9位を記録できたものの、そこから最後に両ROM溶かしてしまい、苦い記憶となっていました。

 

本当に好きな構築であり、仲の良い虎猫くんと一緒に使っていた構築だったので、こうして供養に筆を執る機会ができて良かったと思います。

 

 

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【結果】

優勝

 

予選:5勝0敗

決勝トーナメント

1回戦:〇×〇

2回戦:×〇〇

準決勝:×〇〇

決勝:〇〇

 

↓以下常態(たまに敬体)

【概要】

ウーラ+ジバコ+ギャラorキッスを基本の選出とし

 

崩し+化石への抑制力、初手の誘導を担う鉢巻ドラパルトと

ステロ→ダイマックスを通すという勝ち筋を形成でき、重めなパッチラゴンに対して強く出れる襷ドリュウズを採用した。

 

全員が全員、ダイマックス適正があることがこの構築の強みである。

 

また、頻発するミラーや、vsミミッキュエスバへの性能、ウーラジバコという並びにおいて警戒されづらく通りやすいという利点を鑑み、ウーラオスを連撃で採用した。

 

【予選】

一戦目 Vs Aceさん 〇

初手ダイマペンドラーをギャラでいなしつつ、バトンのタイミングで交換読み交換でジバコ投げて勝ち。

 

二戦目 Vs ゆーたろさん 〇

好きなプレイヤーであり、一度お会いしてみたかった方とまさかの対戦。

ゆーたろさんもウーラジバコギャラ+地面という並びであったが、連撃であることと、ギャラの地震が活きる形となった。

激戦の末に水ラオスを通して勝ち。

 

三戦目 vs やぐちさん 〇

カバポリミミッキュという手堅い選出。

鉢巻ドラパで崩しを狙いつつアタックを適宜透かし、後発ダイマギャラを通して勝ち。

 

四戦目 vs ほっけさん 〇

ポリヒトデ。

ドラパとキッスで上手く崩しに行こうとするも、完全に行動を読み切られ、かなり苦しい展開だったが、滝怯み→2連ウォールで勝ち。

ギャラキッスの2エース選出は、弱くないが強くない択なので、以後控えるようにした。

 

五戦目 vsリスペクトくん 〇

ドラパバンギヌオーか、ムドーバンギヌオーと予想を立て、キッスドラパジバコで投げた。

ヌオーが驚愕のHDど忘れ型で詰みを覚悟したが、鉢巻アローにより引かせることに成功し、トゲキッスでエアスラを振り回して勝ち。急所のオンパレードで、初めて対戦した時のことを思い出した…。

 

【決勝トーナメント】

 

一回戦:vs ぬめぬめ!クリフとch

ヌメルゴンアシレーヌエス

ミミッキュ/ドラパルト/ドリュウズ

 

一戦目:〇

ヌメルゴン+アシレの並びは、ヌメルゴンの型次第でギャラ/キッスのどちらを通すかが大きく変わるため、情報アドバンテージを取ることを意識した。

ドリュのステロ→竜舞ギャラが通っているように見えたのでドリュギャラ。ラスイチダイマヌメルゴンに抗えるドラパで選出。

 

 

かなりアツい試合展開であり、とても楽しかった。最後は熱湯で焼けるかの勝負になり、互いに叫んでいた。

クリフとch「焼けェッッッッ!!」

めろ「腹筋力入れろォォォッッ!!」

 

ギャラの腹筋の勝利。

 

二戦目:×

ヌメルゴンの技構成に

「竜の波動」「大文字」があることを確認、Hbcに振り分けられたオボンであることがわかった。

オボンで耐久調整であることから、アシボ+カウンターであることを読み、サイクルからギャラドスを通すことにした。

めろ「かかったな!竜舞や!」

クリフとch「(ニヤニヤ…)ポチッ」

 

ヌメルゴン の 10万ボルト!

 

負け。

 

三戦目:〇

ヌメルゴンアシレーヌ@1であることは確信していた。

ヌメルアシレだと若干ジバコがキツイので、ラストはドリュが濃いと感じ、水ラオス+ドリュキッスで選出。

 

めろ「相手のドリュは砂…この対面は引けない、地震で勝ちや!」

クリフとch「ヨーシヨシヨシ…ハハッ…」

めろ「?」

 

ドリュウズ の じしん!

ピコーン!ググーン!

 

なんと、a振り切りドリュの抜群地震を、非ダイマックスで耐えてくるHB弱保ドリュ。

なんとか突破をするも、裏のアシレキッスがこれでは崩せるか怪しい…!!

 

悪巧みを積み、いくつも交代択を乗り越える。

最終局面!Dが2段階下がったdmキッスvsdmヌメルゴン

めろ「耐えろ…耐えろ…耐えろ…」

クリフとch「落とせ!落とせ!落とせ!」

 

パリーン…ピコンピコン…

めろ「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

 

クリフとch「あああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

めろ・クリフとch「ありがとうございました!!!!!!!!!」

 

終わったあとに握手を交わした、クリフとchの手は大きかった…。

 

二回戦:vsみたけさん

ドラパルト/ガオガエンアシレーヌ

ラオス/ドサイ/トゲキッス

 

とても気さくでおしゃべりの上手な人だったので、対戦前からリラックス出来た。

 

一戦目:×

キッスが重たい構築なので、チョッキドサイで止めに来ると予想。

他は何が出てきてもおかしくないが、単に通っている舞ドラパルトが来る可能性が高いと感じ、物理ドラパに有利択を仕掛けられるようにギャラキッスの両選出。

サイクルをすることを考え、出し負けも少ないドリュから入った。

 

予想は当たっていたが、初手のアシレーヌに苦しめられる。

最後はギャラドスvs体力半分のアシレーヌ対面。飛び跳ねるを読まれドサイ引き、そのままロクブラで処理されて負け。

お上手でした。

 

二戦目:〇

先の反省を踏まえ、ジバコから。

相手は悪ラオス。強打をキッスで受け、朝の日差し。交換したドサイを水ラオスで受ける。

 

ラスイチはドラパルトだったので、キッスを切りながらダイマックスをいなし、こちらのダイマジバコイルと水ラオスを通して勝ち。

 

三戦目:〇

これまでドサイを見せ続けてキッスを牽制したため、もはやドサイは来ないと予想。(相手の方もかなりBO3慣れしていることがプレイや態度からわかっていたので)

しかしながら、ドサイの選出がなければキッスがかなり重たい構築に見えた。

であるならば、キッスに対して強いキッスであることが考えられる。

 

であるなら、恐らくはhsラムフレイムキッスであり、これの選出の可能性が高いと感じ、ジバコ→ラオス→ドリュで選出。

 

初手はアシレーヌ。ドサイは割り切りで10万。対面突破。

二手目はガオガエン。明らかに様子がおかしい、この時点でドサイとラオスは切れる。

やはりキッスが投げられていると考え、ジバコの体力を温存し、相手はフレドラで処理すると読んでラオス引き。相手は捨て台詞からキッス降臨。

 

キッスを削れれば勝ちが確定するので、水ラオスで水流。相手は悪巧み。ダイマされるも、そのまま水流で撃ち抜いて勝ち。

 

終わったあとも色々とお話できて楽しかったです。

 

準決勝:vs fujiさん

ぺリッパー/キングドラナットレイ

カバルドン/エースバーン/ミミッキュ

 

一戦目:×

ペリカバグドラの選出。こちらはラオスジバコギャラ。

カバペリを上手に扱われ、飛び跳ねているギャラに暴風を当てられて負け。

あまりにも順当に負けてしまったが、選出されたボケモンの持ち物と構成、振り方が全てわかったのは大きかった。

 

二戦目:〇

雨展開が重く、ナットレイの選出を切るしかなかったので、ドラパルト+ギャラ+ジバコで選出。

 

初手ナットレイで絶望。この時点で後ろにいたギャラリーが離れていく…見捨てるな…

 

ナットレイだけならまだなんとかなるものの、裏にHDカバルドンまで控えており、蜻蛉を使った長々しいサイクルを続ける。ギャラリーはほとんど別のトナメの対戦の観戦へ。

 

タイミングを調整し、カバのループをドラパルトの蜻蛉で突破。

ギャラを出して挑発のフェイクをかけながらドラパルト引き。ヤドリギを打たれてしまうが、ここで呪いを入れることに成功。ギャラはヤドリギを避けるファインプレー。

 

呪いスリップを入れ、ギャラの竜舞ジェットから裏のダイマエースバーンも突破して勝ち。

 

戻ってきたギャラリーの中には「トナメお疲れ様」と声をかけてきた人もいた…勝ったんですよ…

 

 

三戦目:〇

ウーラキッスギャラで選出。弱い、とは言いつつも、ギャラは非ダイマで使う前提なので許容範囲。

 

初手ペリ。タスキさえ削れればいいので水流連打。暴風で落ちて死に出しキッス。雨ターン的に、ペリ殴る→引く だとすいすいの効果が切れるため、比較的安定択の悪巧みを選択。相手はカバ引き。

 

ラムもあり、グドラにはウォールジェットウォールを合わせなくてはならないため、エアスラを選択。(吹き飛ばしをされたらたきのぼりで突破し、グドラは積み技かないためdmを枯らしてギャラで切り替えすことが出来る。

怯んだら突破)

 

相手は釣りでペリ引き。そのままペリが落ちて死に出しグドラ。

ダイマ択。相手のプレイと素振りが「こちらのプレイスキルをあまり信用していない」ように見えたので、素直にダイマを切ってくると考えてウォールから。

成功し、ウォールジェットウォールからドロポンを耐えて勝利。

 

 

決勝 vs 十六茶さん

エースバーン/ラプラス/悪ラオス

ゴリランダー/ポリゴンZミミッキュ

 

一戦目:〇

引き先のいない対面構築であるため、構築相性はこちらが有利。

素直にウーラジバコで詰めることを考えた。

ウーラジバコでは相手のゴリラが過剰に重くなるのと、ジバコラオス対面での引き先を意識してキッスを選出。

 

初手ラオスミラー。ゴリラバックでウドハンを打たれるのを嫌い、安定択の蜻蛉返りからのキッス。相手はインファ、襷と予想。

 

アイへ・毒づきの可能性もあり、引きにも最低限負荷をかけられるエアスラを選択。

アイへを打たれて怯み、残りhpが72。切る手もあったが、珠火炎ボールまでならダイマで耐えられるので、水ラオスに下げる。

 

削られるもラオスを突破、この時点で後ろにはゴリラ・ラプがいないことがわかる。

死に出しはミミッキュ。どうにも後ろがエースバーンの匂いがする。ギャラ入りに悪ラオスミミッキュと投げるあたり、珠サンダーの匂いを感じた。

 

であれば、エスバと水ラオスを意地でも対面させなければ勝てない。

後攻ボルチェンで皮を割りながら、水ラオスの水流でミミッキュを突破するためにジバコに素引き、目論見は成功し、相手のラスイチはエースバーン。

 

水流連打。耐久振りであったようで、珠ダメ×2も耐えられてしまいそうだった。

ここで択。

1.残りhp144のジバコでダイマ

2.残りhp72のキッスでダイマ

3.キッスdmで2連ウォール。

 

確率的には3が一番勝てるように思われた。2連ウォールの33%に加えて、火炎ボール避けもある。

しかしながら、ジバコを切ってキッスを投げられれば、ウォールから火炎ボールを耐えて恐らく勝てる。

 

ジバコを投げてナックルを押されるとそのまま9割で負けてしまう…。

 

ここは深い反省点。キッスから投げることでこの択は解消できていた。

 

キッスから投げれば相手は火球を打つ他になく、そこでジバコを切ることで安定して勝つことが出来た。

 

ジバコを投げた後に気づくも、挙動で気取られてはいけないと思い、無言を貫く。

火球を打たれ、最終的にはキッスが火炎ボールを耐えてジェットで勝ち。

 

二戦目:〇

一戦目を鑑み、エスバとゴリラが来ることを予想した。

恐らくはエスバがサンダー持ちであり、この構築に通せれば勝てることと、そのエスバが不利をとるスカーフラオスに強いコマとしてゴリラが来る。

 

その二枚に対しては、予めギャラドスで舞+ストリームを成立させれば勝つことが出来る。

ゴリラを誘って削ってから起点にすることや、万が一出されたら嫌なラプラスをケアするためにウーラ+ギャラ+ジバコで選出。

 

初手はラオスミラー。先程蜻蛉を打ったため、ここにエスバを合わせられると最悪なので水流を選択。相手は居座りインファ。

 

不意は確定耐えなので、続いて居座り。ここでゴリラ投げ。

この時点で、ラプラスが切れ、エスバラスイチが濃厚に思われた。(貯水によるスカーフ水流に後投げと、前述のサンダーエスバ予想)

 

裏がエスバであれば、ギャラでゴリラ対面竜舞→ストリームでトドメを刺す→ストリーム連打

で勝ち確定なので、半ば切る形もかねて、蜻蛉を嫌って水流。

相手は蜻蛉から悪ラオス。まだ不意打ちを耐える体力だったので居座り、後投げゴリラ。

 

ここでゴリラの体力が水流圏内に入ったので、確定でグラスラが来るターンと読み、ジバコ投げ。(ウーラがそのまま落とされてしまうと、竜舞読みでエスバが投げられると負けることに気づいた。舞+ストリームではダイマックスエースバーンを倒すことが出来ないからである。

 

ジバコのボルチェンでウーラを降臨させれば、ダイマを枯らしてギャラエスバの対面を作れるため、勝ちほぼ確定の盤面を作れる)

 

グラスラが来て、ボルチェンを押す。ここでアクシデント。

 

め「エエエエエッッッ!!!」

 

ボルチェンを残り2で耐えられてしまう。これはめんどくさい。GFは枯れるターンではあったのでラオス投げは成立するが、相手はラオスを切ってエスバ投げができるようになってしまった。

 

相手はラオス切り。そして、死に出しゴリラのグラスラでラオスが落ちる。

 

 

ゴリラから来るプレイならば舞→ストリーム→ストリームが通ると感じ、ここで満を持してギャラ投げ。グラスラ二発を耐えて舞→ストリーム。

 

相手のラストはやはりエースバーン。そのまままストリームで勝ち!

 

【あとがたり】

優勝の瞬間、物凄いガッツポーズを決めたらしいんですが、全く覚えてません…。

とにかく嬉しくてニッコニコしてたら塩麹くんがめちゃくちゃ嬉しそうに褒めてくれたのだけ覚えてます。

 

オフではレベルの高い対戦の楽しさはもちろんの事、多くの方との交流を存分に楽しませて頂きました。

 

皆さんとても気さくで面白い方々で、とても有意義な日を過ごせたと思っています。

関わってくださった全ての皆さん、本当にありがとうございました。

 

【アフター】

大会の後はみんなで飲みに。有り得ん楽しかったです。

 

クリフとさん、場を盛り上げるのが上手すぎるでしょう…

たかきおすさんと塩麹くんの生・はざくラジオもはじまり、久しぶりにめちゃくちゃなテンションで騒いだ気がします。

 

【すぺしゃるさんくす】

一緒に行動してくれたくみひもくん、仙台現地や会場までの道のりを案内してくれたミエイくんには本当に感謝しかないです🧂

 

くみひもくんはごめんね…僕の寝相が悪すぎて君を端に追いやってしまったり…Googleマップを読めない僕に代わって全部道案内させたり…君がいないと成立しない旅行でした、ありがとう。

 

ミエイくんは本当にすごいなと。

対人能力の高さや気遣い、人に親しみやすさや信頼感を感じさせる態度等々、人格の素晴らしさを間近に感じることとなりました。

 

第一回ミエイ宅オフ、めちゃ楽しかった。

次は泊まりに行きます!


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