華氏451度

History is his story.

【SV S17 最終98位】朔月と龍星

【結果】

TN Magia Bose 最終98位

【使用構築】

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【コンセプト】

・再現性の高い基本選出をする。

・環境の流行にメタを貼る。(失敗)

【採用順】

・スカーフ悪ラオスの通りが良く、エナジーカミと水ラオスの処理に目処が立てば軸にし得ると考えここから組み始める。

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・両者に強く、見えないエナジーの流しとして機能するレッドカードドヒドイデを相方とした。

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・流した後水ラオスに結局勝てないと意味が無いので、ラオスに強い・テラス込みでの殴り合い範囲が広いことを評価し、残飯ライコを三体目に置いた。以上が基本選出となる。

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・この三体では欠伸ガチグマに隙を見せる。しかし基本選出を崩したくはない。

そこでラティアスを採用し、選出をある程度割り切って動くことにした。

当初は汎用性を意識し眼鏡であったが、キョジオ・受けループが有意に多かったので隠密+未来予知型。

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・高い対面性能を持ちつつ受けサイクルへの解答になるオボン剣舞パオジアンと、ガチグマを拒否しつつランドに強くなる襷氷イーユイを採用し構築が完成した。

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・が、あまりに相手の零度パオにわからされる試合が多かったため自分も使うことにした。襷パオ採用に併せ、対面選出が可能なcsエナジーカミを最後に添えた。

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(ドットイラストは転寝こもり様@komori541milk のものを使わせていただいております)

 

【個体解説】

ラオス@拘りスカーフ テラス:鋼

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暗黒強打/インファイト/アイアンヘッド/蜻蛉返り

意地A252-S252-B4¦(175-200-121-×-80-149)

 

・軸。一貫が取りやすく使いやすい。

フェアリーテラスを誘発すること、カミに引かない選択肢を取れることから鋼テラス+アイアンヘッドは強力だった。

・スケショの乱数が変わるためB4。

 

ドヒドイデ@レッドカード テラス:妖

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毒づき/黒い霧/どくびし/自己再生

腕白 H252-B116-D140¦(157-83-205-×-180-55)

 

・ほぼ全ての対戦に繰り出し、流しと詰めを行う。

・毒づきが強力。削りを入れて裏の圏内に押し込んだり、対面で炎ポンカミに勝利し得たり。追加効果を引ければ再生連打での勝ち筋もある。

・鋼竜舞アンコカイリューと地面竜舞カイリューに大幅に隙を見せてしまう点が問題であり、最終日にそれらが大幅に増えていたことに気がつけなかったのが勝てなかった原因である。

 

タケルライコ@食べ残し テラス:妖

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迅雷/龍の波動/瞑想/放電

控えめH196-B12-C108-D36-S156¦(225-×-113-188-114-115)

 

・基本選出の一角。不慮の事故でウーラオスドヒドイデを失ってしまっても、抜き性能が高いため捲ってくれる試合も少なくない。

・毒菱+迅雷の相性が良い。

・こちらも同じく地面カイリューと鋼カイリューに大きく隙を見せてしまう点が問題であり、最終日勝てなかった原因と考えている。

 

ラティアス@隠密マント テラス:鋼

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ラスターパージ/流星群/未来予知/自己再生

控えめH28-B4-C252-D4-S220¦(159-×-111-178-151-158)

 

・流行っていると思われた対キョジオーン、受けサイクル、受けループを意識して採用。

・未来予知+悪ラオスによってサイクルを崩す。水ラオスにも強いため、ライコの代わりに選出することもあった。

・隠密マントを見ると流星群がケアされないため、選出した際の勝率は高かった。

・最終日前日までは受けループやサイクル、キョジオーンと頻繁にマッチしており感触が良かったが、最終日はそれらが減少していたようで、環境の流れを掴みきれていなかったと感じる。敗因のひとつ。

 

パオジアン@気合いの襷

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つらら落とし/不意打ち/聖なる剣/絶対零度

陽気A252-S252-B4¦(155-172-101-×-85-205)

 

・相手の零度パオが強かったため、最後の十試合程で採用。ミイラ・ハンター・ロジック。

ドヒドイデと併せ、不利対面はドヒドに引くことで零度を合法化するつもりだったが、打つしかないシーンの方が多かった。もう使うことは無い。

・元々最速オボン剣舞で使用しており、そちらはかなり強かった。↓

 

パオジアン@オボンのみ

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つらら落とし/不意打ち/剣の舞/テラバースト

陽気H132-A228-B4D4-S140¦(172-169-101-×-86-190)

・ドヒドディンルーやランド絡みを崩すために採用。キュウコンの後投げに良い展開が取れる。

・オボンが見えれば最速を切られ、S補正が見えればオボンを切られるため刺さりは上々だった。

・対面性能と崩し性能を同時に高水準に満たすポケモンは構築に採用必須であると考える。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー テラス:ステラ

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ムンフォ/シャドボ/みがわり/テラバースト

臆病C252-S252-H4¦(131-×-75-187-155-205)

 

・パオ採用に伴って対面コマとしての起用。結果、ラオスドヒドカミのような選出がそれなりに強いことに朝8:40に気づいた。

・カミは相手に想定されない型にして始めて真価を発揮すると感じた。

・元々は襷イーユイだった。↓

 

イーユイ@気合いの襷 テラス:氷

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噴煙/悪の波動/テラバースト/オーバーヒート

控えめC252-S252-H4¦(131-×-100-205-140-152)

 

・ランド絡みにイージーを取るポケモン。水ラオスが選出されない想定であれば刺さりが良く、パオに対しても最低限の仕事はできるため選出機会は多かった。

・初手のハバタクカミにも安定するつもりで選出していたが、H振りはオバヒを確定耐えするし、ムンフォcダウンと命中90を鑑みればむしろカミに大幅に不利を取るポケモンと言える。

・投げやすさから初手に多く選出してしまい、最終日の9連敗に繋がった。敗因の一つ。

 

【総括】

・最終日は5位と6位からスタート、自信を持って臨んだが最終日の流行に全くついていけてなかった。

・そもそも言葉にするとかなり怪しい構築だった。舞カイリューどうするんだ。バフ無しでライコに積み展開を期待しているのも無理な話である。見通しの甘さが招いた結果であり、順当だ。

・「最終的に環境がどう動くか」のような視点が自分に足りていないことに気づく。日々成長。

魔法少女にあこがれて、オススメ。読んでください。

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【感謝】

・月初めから構築相談に乗ってくれたまるさん

・メンタルがやられまくっていた中ランクマにずっと付き合ってくれ、構築の改善案を出してくれたらいの

・愚痴と考察を聞いてくれたぼんこふ